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ピーター・セージと木の板の話

ピーターが前回5月に来日した際に、
次のような話をしてくれました。

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見て下さい。

ここに大きな、大きな板があったとしましょう。
幅が3m、厚さが1m、長さは数十mはあろうかという、
巨大な板です。(もちろん、実在はしません)


この板を、床の上に置きます。
そして、その板の上をゆっくりと歩いたとしましょう。
まずはピーターが歩きます。
トコトコトコ……。


もちろん、何も起きません。
板の“はし”まで行ったら、回れ右をして、来た道を戻ります。
ピーターは板を“はし”から“はし”まで行って、
そして元の“はし”まで帰ってきました。


もしこの板の上を、他の方に歩いて貰うとしたら?

答えは簡単です。
どんな人も簡単にその板の上を歩いて往復することができます。
そして、どの人もつまらなそうな表情をするでしょう。


もしあなたが五体満足な体だったとしたら、どうでしょうか?
この板の上を歩けますか?
もちろん、簡単に歩けますよね。


そして、次にピーターは、ケンケンで板の上を往復したとします。
ケン、ケン、ケン……。
やはり、何事もなく、往復することができます。


今度も同じように、一般の方にケンケンで板の上を
往復して貰うことにしました。
結果は同じです。
全員何事もなく、しかしつまらなそうにケンケンで往復します。


もちろん、あなたもケンケンで板の上を往復することは
できると思います。



そして、ここからがポイントです。



ビューーッ。
クレーンを使ってこの板を地上300mの、
ビルとビルの間に橋のようにかけたとします。


そして、ピーターは人々に言います。
「ついて来て下さい」


板が床の上に置いてあった時と同じように、
ピーターは板の上を歩いて往復します。

しかし、ほとんどの人は怖がってビルとビルの間にある
板の上には近寄ろうとしません。
恐怖を感じているのです。


あなたはどうでしょうか?
地上300mの、ビルとビルの間にかかっている
板の上を歩いて往復できますか?


さて、この話には続きがあります。




ピーターは、ビルの間にある板を元通り地上に降ろしました。
そして、また言います。
「私についてきて下さい」
地上300mに板があった時には渡れなかった人も、
これなら大丈夫だと、全員が板の上を往復できました。



そして、ピーターは種明かしをします。



床の上にかかっていたカーペットをはがしてみると、
なんと! そこには床はなく、300mの穴が空いていたのです。


そして、ピーターが人々に言いました。

「あなたが今、何事もなく渡ることができたこの板は、
あなたが先ほど渡れなかったビルとビルの間にかかっていた板と、
全く同じ状況ですよ。


なぜ、今は板を渡れたのでしょうか?


板は変わっていません。
どちらも板の下には300mの空間があります。
あなたの能力が変わったわけでもありません。

一体、何が変わったのでしょうか?


ビルとビルの間に板があったときは、恐怖を認識しただけなのです。
その恐怖が、私たちの行動を止めてしまうのです。
しかし、実際に行動してみればできましたよね?」


いかがでしょうか?


あなたも恐怖を感じることによって、
行動していなかったことはありませんか?

しかし、実際に行動してみればそれはできるのです。


人生の質は、あなたが快適に受け入れることができる、
「不確実さ」に直接的に比例します。


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いかがでしょうか?
以上の話は、ピーターが比喩として話した内容です。
あなたのご参考になれば幸いです。

セミナーの収益モデルについて

こんにちは。
セミナーマーケティングプロデューサーの相馬です。

今日のテーマは、セミナーの収益モデルについてです。


セミナービジネス成功のコツは、できる限りセミナーをしないこと、
だと私は考えています。


多くのセミナー講師の方が好きなのは、
セミナーで話すこと自体だったり、
コンテンツを考えることだったりします。


そして、集客やビジネスモデルを考える事は
非常に苦手としている場合が少なくありません。
集客にほとんど時間を割かない方さえいます。


その結果として、セミナーに人が集まらず、
無料説明会を講師自ら何回も開催してしまうというような
ミスを犯してしまいます。



ここで一度、お客様の立場から考えてみて下さい。


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仮に、超有名なコンサルタントの田中さんという方がいたとします。
その田中さんは敏腕なことで有名で、上場企業のクライアントも多く、
彼のコンサルを受けると、経営がV字回復したり、
利益が2倍になったりと、素晴らしい結果を出していたとしましょう。


しかし、その田中さん、ひとつだけ問題があります。


それは、コンサルフィーが高いのです。
1日100万円と、とても中小企業の経営者に払えるような
金額ではありません。


ただし、一つだけその田中さんの話を生で聞く機会があります。
それが、田中さんの2日間15万円という2Daysセミナーです。
中小企業の経営者は、ほとんどがこのセミナーに参加します。


ただ、このセミナーでも高額で参加できないという、
サラリーマンの方がいます。


そんなサラリーマンの方向けに、田中さんはDVDを販売しています。
そのDVDは3万円なので、サラリーマンでも買うことができます。


そして、そのDVDでさえハードルが高いという方のために、
田中さんは無料のメールマガジンを発行しているのだそうです。

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理解して頂けたでしょうか?
これが、セミナービジネスの収益モデルなのです。


つまり、高額なコンサルティングという出口から設計していくのです。

1.1日100万円という高額なコンサルティングを用意する
2.2日間で15万円というセミナーを用意する
3.3万円のDVDを販売する
4.無料のメルマガを発行する


これは、ゴルフでいうところの、素人とプロの違いにも例えられます。


素人のゴルファーは入り口から考えます。
一打目は、ドライバーでできる限り遠くに飛ばすだけです。
そこに考えは何もありません。


しかし、プロのゴルファーは出口から考えます。
このホールをパーで回るには、
あのあたりからパターで打つ必要があり、
そのためには何番アイアンであのあたりから打つ必要があり、
そのために、ドライバーであのあたりに飛ばしておこうと。


全部出口から逆算していくのです。


セミナーでも同じです。
最も高額なコンサルティング(これはコンサルタントの場合ですが)
から逆算していきます。



購買単価と潜在顧客数は反比例の関係にありますから、
色々な価格の商品を用意することで、
高い商品を買えないような顧客からも売上を上げることができ、
売上が最大化するのです。



逆に、セミナーが売れないからと言って、
講師自らが無料説明会をやってしまうのは大問題です。

「ああ、この講師は無料でもアドバイスをしてくれるんだ」と
お客様に思われてしまい、その後高額商品を売るのが難しくなります。
気をつけて下さいね。



必ず、以下の順番で自分に質問をしていって下さい。

1.あなたがお客様に提供できるサービスの中で、
もっとも価格が高い物は何でしょうか?

2.その高額サービスを買えないお客様でも、
買えるようなサービスは何でしょうか?

3.そのサービスを買えないお客様でも、
買えるようなサービスは何でしょうか?

以下、繰り返して、無料のサービスまで細分化していって下さい。



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どうやってお客様のニーズをとらえるのか。

こんにちは、セミナープロデューサーの相馬です。


お客様のニーズをきちんととらえることは、
他のビジネスと同様、セミナービジネスでも非常に重要になってきます。



よく「コンプレックスを抱えている人をお客様にしなさい」と
ペインマーケット(痛みを抱えている人の市場)を狙うように
マーケティングのセミナーでも言われますが、
セミナービジネスにおいてもこれは同じです。



例えば、英語、子供の教育、薄毛、美容整形などのコンプレックス、
あるいは、人間関係やお金、健康などの面で今すぐ解決したい問題を
抱えている人のことですね。




ロジックを話すと、ジークムント・フロイトという心理学者が
「人は痛みを避けて、快楽を求める」という、
「痛みと快楽の法則」を発表しました。


しかし、適切な表現をするならば
「人は痛みを強烈に避けて、快楽を少し求める」
というところでしょうか。


1ヶ月以内にTOEIC(英語)の点数が100点上がったら……

「あなたは100万円がもらえます」

というのと、

「あなたの持っている100万円が取られます」

というのでは、どちらが行動するきっかけになるでしょうか?



おそらく、ほとんどの人が100万円を取られる方を選ぶでしょう。

どちらも、100万円が移動するだけなのですが、
セミナーで手を挙げて貰った場合、圧倒的に後者の方が多いのです。


2002年にダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を
受賞したことで有名になった行動経済学の研究では、
快楽を求める衝動よりも、痛みから逃れる衝動の方が、
約「2倍」高いことが明らかになっています。


ですから、
「人は痛みを強烈に避けて、快楽を少し求める」動物なんですね。


では、いよいよ本題です。


あなたの売ろうとしている商品、セミナーは誰かの悩みや問題を
解決するものでしょうか?


もちろん、どんな商品にも痛みを避けさせる側面と、
快楽を求めさせる側面があります。

しかし、この痛みを避けさせる側面が強くなければ、
セミナーとして大ヒットは難しいのです。



ですので、あなたのセミナーを売る際も、
「これはお客様の悩み・問題を解決できます」という側面を
全面に打ち出してみてください。


もちろん、悩みの質や量は様々ですが、
お客様自らが探してくるような商品のほうがいいのです。


セミナーというのは、他の業種では考えられないほど、
お客様の時間と場所を拘束するビジネスなので、
それくらい悩みが強くないといけないんですね。


あなたが扱っている商品は、お客様自らが探してくるくらい、
深い悩みを解決できるものでしょうか?


もし、違うならその商品で、もっと深い悩みを解決できないか、
考えてみて下さいね。



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亀とウサギの「かけっこ」の昔話。

こんにちは、セミナープロデューサーの相馬です。


はじめに、少しだけ昔話におつきあい下さい。



(ここから)
昔、あるところに亀とウサギがいました。
ウサギに歩みの遅さをバカにされた亀は、
山頂までウサギとかけっこの勝負を挑みました。


かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、
とうとう亀が見えなくなってしまいました。


ウサギは少し亀を待とうと居眠りを始めたのです。
その間に亀は着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをする亀の姿でした。
(おしまい)


これは、よく油断大敵という教訓を語る時に使われる物語です。


しかし、この話は、ビジネス的には間違いかもしれません。
亀は、泳ぐのが得意ですから、そもそも陸に上がらず、
水の中でウサギと勝負すれば良かったのです。
そうすれば、ウサギは相手にすらならない訳です。


この物語の場合は、たまたまウサギが油断してくれたおかげで
亀が勝てただけ、それは単なる幸運です。
ビジネスでは、幸運に頼るというような戦略は使えません。


ここで、私達が学べること、それは……


亀は「泳ぐのが得意」という自分の強み、
そして水の中が自分の土俵であるということを、
分かっていなかったのかもしれません。


自分の強みが活かされる土俵で勝負すること、
この「土俵選び」のことを、マーケティング用語では
ポジショニングと言いますが、これを軽視してはいけません。


先日、私はとあるコーチの方と話したのですが、
その方はご自身の仕事をサクセスコーチ、
又はライフコーチと言っていました。


これだと、いい土俵、ポジショニングだとは言えません。

サクセスやライフという言葉はあまりにも抽象的です。
もっと、具体的に自分の強み、土俵を表現する必要があります。


例えば、ダイエットをしたい人がいたとして、
目の前にライフコーチとダイエットコーチがいたとしたら、
その人は間違いなくダイエットコーチを選びます。


お客様にとっては、コーチの腕の良し悪しは全く分かりません。
もしかしたら、ライフコーチの方がダイエットコーチよりも
腕がいいかもしれませんが、
お客様はダイエットコーチを選びます、間違いなく。


わたしの場合は、今英語で悩んでいるので、
もしコーチングを受けるとしたら、ライフコーチではなく、
英語コーチに相談したいです。


ポジショニングは、自分の強みが発揮される
「具体的」な土俵選びから始まります。


そして、これが具体的であればあるほど、
「無条件に」お客様から選ばれるのです。



○○の業界の中で、自分はどこに特化したいだろうか?
○○の業界の中で、自分はどんなお客様と付き合いたいだろうか?
↑この中にあなたの業界を入れてみて下さい。


以上、ポジショニングについてでした。


(相馬)



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天才のアイディア発想法

先日、とある本のサブタイトル案を出して下さいと言われました。

そして、アイディアを出す際に、もしよければ一緒に
ブレインストーミング(以下、ブレスト)しましょうか? 
というありがたいご提案も頂きました。


そのご提案もとても嬉しかったのですが、
その時私はどうしても予定がパンパンだったので、
ブレストをする時間が取れなかったのです。


ですので、申し訳ないのですが、自分一人でアイディアを
出すことにしました。


ちなみに、ブレストにおいて、アイディアを出す人数に比例して、
アイディアの質も良くなるという科学的なエビデンスはありません。




ブレストの本質とは、
「肯定的な場において起こる連鎖的発想」
でしかなく、つまり、ブレストをしたからといって、
時間対効果のよいアイディアが出るとは限らないのです。


では、なぜブレストが良いと盲目的に信じられているのか、
その理由は、ブレスト後の「ある種の達成感」にあります。


「他の人が出したアイディアを出してはいけない」という
強制的な肯定ルールによってもたらされる、
チームビルディングの効果、すなわちチームの結束感が
「アイディアが出たという達成感」に付加され、
出てきたアイディアは素晴らしいと、必要以上に神聖視してしまうのです。



私達の脳は、強い感情が伴うと論理的に考えることなく、
そのまま記憶してしまうという機能があるためです。


逆に言えば、チームの結束感が不要な場合、
「肯定的な場において起こる連鎖的発想」という
ブレストの本質的な効果を自分一人でも引き起こすことができれば
ブレストはそもそも不要な場合も多いのです。


さて、それではいよいよ、本題です。



タイトルの「天才のアイディア発想法」の件。
万能の天才と呼ばれた、レオナルド・ダ・ヴィンチが使っていた、
アイディアの出し方です。


まず、こちらの図をご覧下さい。
excel
ダ・ヴィンチの発想法として、まず、アイディアに必要と思われる
パラメータをリストアップします。


今回の例、本のサブタイトルの場合は、
ありきたりですが、「誰が、何を、どうする、○○」というものが
良いのではないかと思ったので、
主語、目的語、動詞、結びの言葉、という4つのパラメータに分けました。
(これはあくまで参考例です)



そして、それぞれについて、一人でブレストしていきます。

ここで、もう一度、私の考えるブレストの本質、
「肯定的な場において起こる連鎖的発想」
について考えてみますと、

自分の発想を否定さえしなければいいので、
「肯定的な場」という条件は簡単に満たせます。



大変なのは、どうやって「連鎖的発想」を引き起こすかという条件です。


他人がいない、一人ブレストでは、「連鎖的発想」は起きにくいですから、
「他人の発想」の代わりに、参考となる文献等を参照し、
連鎖のきっかけ作りをします。


今回の場合は、本のサブタイトル案を出す訳ですから、
色々な本の背表紙を眺めればいい訳ですね。

そこから思いついた発想を書き、さらにその発想から次の発想をだす、と。


普段、私がよくやるのは、以下の3つです。

1.類語辞典発想法(キャッチコピーなどの時)
http://thesaurus.weblio.jp/

2.Wikipedia発想法(奇抜な企画などの時)
http://ja.wikipedia.org/

3.Google画像検索発想法(HPのデザインなどの時)
http://images.google.co.jp/


これは、結果の中に出てくる、他のページのリンクをジャンプしていって、
そこから思いついた言葉をまた検索して、ジャンプして……
と繰り返すことによって、連鎖的発想を引き起こします。



これによって、一人でも「肯定的な場において起こる連鎖的発想」という
ブレストの条件を満たすことができるんですね。


では、ブレストからダ・ヴィンチ流発想法に話を戻します。


ブレスト結果を、この表のようにまとめます。
(上の図と、まったく同じものです)
excel

そして、後はそれぞれのパラメータを適当に結びつけるだけ。


たとえば、
3番の主語、5番の目的語、2番の動詞、1番の結びの言葉を
順番に結びつけて、あとはちょっと加工すれば、
「コンサルタントが教える、富をもたらす法則」
となります。


他の例では、
1番の主語、6番の目的語、3番の動詞、5番の結びの言葉を
順番に結びつければ、
「賢者が教える、愛を引き寄せるトリセツ」
なんてアイディアも出ます。


それぞれのパラメータをブレストでたくさん出せば出すほど、
その組み合わせ方法は増えるので、予期しないアイディアが
生まれやすくなるんですね。




以上、万能の天才ダ・ヴィンチのアイディア発想法を
一人でやる方法のご紹介でした!


ただ、一人でブレストをした場合、発想が偏りやすいのは確かです。
それについては、またいつか日記に書こうかと思います。
気長に待っていて下さい。


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これから市場規模が縮小するであろうハードディスク事業

代替品の「大ヒット」には、法則性があります。


CDがレコードを駆逐した時のことを考えてみて下さい。

レコード事業をしていた主要な企業は、
「CDは音が悪い。値段も高い。こんなものが流行るわけがない」
と考え、まだ売上の低かったCDという事業には参入しませんでした。
新しい事業に参入するよりも、既存顧客を囲い込もうというミスを犯したのです。


しかし、頭出しの容易さや、名は体を表わすではないですが、
そのコンパクトさに目をつけた人々によって、CDは大きなヒットとなったのです。


人々はレコードの音質に対して、満足度過剰だったのですね。
「そこまでいい音は求めていない」という方がほとんどで、
そういった方はCDへと流れていきました。


歴史は繰り返し、今度はポータブルMP3プレイヤーが
ポータブルCDプレイヤーやMDプレイヤーを駆逐しました。

MP3は、CDよりもさらに音が悪いにも関わらず、
その容量の大きさと持ち歩きのし易さが注目され、i podが売れたのです。



マイケル・E・ポーターの言うところの「代替品の脅威」です。


そして、同じようなことがハードディスク事業にも起ころうとしています。


これは断言しても構いませんが、おそらく5年~10年のうちに
ノートPCの記憶装置であるハードディスクドライブは
SSD(ソリッドステートドライブ)に駆逐されるでしょう。



ハードディスクは、デスクトップPCには採用され続けるでしょうが、
そもそもデスクトップPCよりもノートPCの方が売上を伸ばしている昨今、
ハードディスクはデスクトップPC専用の記憶装置となると市場規模は先細りです。


SSDというのは、最近流行っているネットブックという、
ノートPCよりもさらに小さなPCで、
ハードディスクの代替として使われている記憶装置です。


SSDは現状ではまだ容量が小さくて高価、信頼性も疑問視されていますが、
軽くて衝撃に強く、読み書きも速いという特徴があります。


近年、ハードディスクの大容量化と低価格化が同時に進んできましたが、
もうほとんど限界、顧客の満足度過剰な領域に達してきています。
ほとんどの人が200~300GBの容量があれば、使いきれないでしょう。
私のハードディスクにも今、130GBくらいのデータしか入っていません。


ハードディスクは技術的にはまだまだ延びる余地がありますが、
消費者のニーズとしては延びる余地がないのです。

そんなに容量があっても使い切れないのです。


となると、軽さや耐衝撃性など、
消費者は違うポイントに目をつけることになります。

もし、SSDが今よりも安価になり、信頼性も確立されれば、
ノートPCを買う際にSSDを選ぶ方が段々と増えていくでしょう。


この状況は、CDが登場し、レコードを駆逐し始めたのと同じ状況です。


もし、ハードディスク事業を行っている企業が、
SSDはまだ売上や利益の面で小さく、魅力的ではないといって、
目をそらして参入しなかったとしたら、それは危険です。


CDの登場によって、多くのレコード会社が倒産したように、
SSDに参入しないハードディスク事業の企業は倒産するでしょうね。



実は、同じ事態が、オーディオプログラムを販売しているコンテンツビジネスや、
歴史のあるセミナービジネスにも起こっています。

(勘の鋭いあなたなら気づくかもしれません……)


旧態依然として、昔からの方法に頼り切っている企業は、
まだ売上規模が小さいからといって新市場を見過ごさず、
煮えガエルになる前に参入しないといけないですね。


あなたの業種で、まだ売上は小さい代替品はありませんか?


もしその代替品が、あなたの商品の満足度過剰な部分を削ぎ落していて、
代わりに新しい強みを持っていたとしたら、
それは会社の存続にかかわる非常事態ですよ。


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コーチングをしているあなたへ

この話は「こころのチキンスープ2」にも収録されている実話です。


ただし、長文で、しかも話として重い部分があります。
この日記を読む時は、携帯ではなく、あなたの自宅でPCを使って、
しかもまわりに誰もいないことを確認してから読んで下さい。

くれぐれも、人がいるようなところでは読まないで下さいね。


それでは、始めます。


5年生のクラスを持つことになったトンプソン先生の話

============================

トンプソン先生は、5年生のクラスを受け持つことになり、
その初日に生徒達の前に立ち、嘘をつきました。

彼女は生徒達を見渡し、
「あなた達を全て同じように愛していますよ」と言いました。

でも、それは不可能なことでした。なぜなら1列目の席にうずくまって
座っているテディ・ストダードという男の子がいたからです。


トンプソン先生はその1年前からテディのことを知っていました。
そして彼が他の子供達と上手く遊べないことに気づいていました。

それだけでなく、彼の身なりはいつも汚く、お風呂を必要としている
状態であることも目立っていました。
そしてテディは、時には不快な態度をすることもありました。


その様子があまりにもひどく、不快に感じていたので、
トンプソン先生は赤ペンでテディの解答用紙に大きな×を書くことに
喜びを感じるほどにありました。

そしてその用紙に大きく「F」(落点)を書くようになりました・・・

トンプソン先生の学校ではクラスの生徒の過去の記録を見ることが
義務付けられていました。

そして、彼女はテディのを見るのを避けるようにし、
一番最後に読むことにしました。
やっとテディの記録を読み出し、彼女は驚きました。


彼の1年生の先生はこう書いていました。
「テディはとても楽しく、知恵のある子です。彼は正確に作業をし、
礼儀正しい子です。彼といると喜びを感じます。」


2年の先生の報告はこうでした。
「テディは素晴らしい生徒です。
クラスの皆からもとても好かれています。
でも、最近彼のお母さんの具合が悪く、とても悩んでいます。
家での生活は大変なようです」


3年の先生の報告です。
「お母さんの死は彼にとってとても辛かったと思います。
彼は一生懸命に頑張っているけれど、
お父さんはあんまり関心を示していないようです。
何とかしなければ、今のままでは彼は大きな影響を受けてしまうでしょう」


そして4年の時の先生の報告を読みました。
「テディはいつも内にこもっていて、学校に関心を示しません。
友達もいなくて、時々クラスで居眠りをします」


この4つの報告書を読み終えたころに、
トンプソン先生は何が問題であるかが理解できました。
そして、彼女は自分のこれまでの態度を恥ずかしいと感じました。


その恥ずかしさは、あるクリスマス会のときに更に感じました。
クラスの生徒達が先生のために沢山のプレゼントを持ってきていましたが、
そのどれもが美しい、華やかな包装紙で包まれていました。

テディの以外は。


テディからのプレゼントは茶色の紙袋に無造作につつまれていました。

トンプソン先生は心が痛みながらその袋を開けました。

その袋から、石がいくつか外れて、無くなっているブレスレットと
香水が4分の1入っている小瓶が出てきたとき、
クラスの子供達が笑い出しました。

でも、トンプソン先生が「まぁ、綺麗なブレスレットね!」と言い、
香水を手首につけ始めたら、クラスの笑いも消えていきました。

その日のクラスの最後にテディはトンプソン先生のところに行き、
「先生、今日の先生はお母さんと同じ香りがするよ」と言いました。



子供達が帰った後、トンプソン先生は1時間以上、机で泣きました。

その日、トンプソン先生は国語、そして数学を教えるのを止めました。
代わりに子供達に本当の「教育」を始めました。


トンプソン先生はテディに特に注意を向けるようになりました。
テディに教えれば教えるほど彼は生き生きと変わってきました。
励ませば励ますほど、彼の反応は早くなりました。

そして一年の終わりに、テディはクラスの中でも上位の成績でした。
テディはクラスの中で賢い子達の一人になっていたのです。


トンプソン先生がその一年の始めに「皆を同じように愛しています」と
ついた嘘は意味が変わり、テディは「先生のお気に入り」の一人に
なっていました。


一年経ったころに、トンプソン先生はお手紙を見つけました。
テディからのもので、トンプソン先生が今までの先生の中で
一番最高の先生であると書いてありました。


それから6年が経ち、テディからまたお手紙が届きました。
高校をクラスの2番の成績で卒業できたと書いてありました。
そして、これまでの中でも、やはりトンプソン先生が
一番の先生だったと書いてありました。


それから4年が経ち、テディから手紙が届きます。
4年間辛いこともありましたが、優秀な成績で大学を
卒業することになったという報告でした。
そして、トンプソン先生は今でも人生で一番の先生であると書いてありました。


それから、更に4年が経ち、テディから手紙が届きました。

4年の大学を卒業し、さらに大学院に行き、頑張ったことが書いてありました。
今でもトンプソン先生が誰よりも一番の先生だったと書いてありましたが、
今度は手紙の最後に書いてあるテディの名前が少し長くなっていました。

テアドル・F・ストダード医師、とサインされていました。


この話はここで終わりません。

その春また手紙が届いたのです。
テディは素敵な女性と出会ったと書いてきました。
そしてその女性と結婚することも書いてありました。

彼のお父さんが数年前に亡くなっていることを説明し、
親代わりとしてトンプソン先生に結婚式に出てほしいと書いてありました。


もちろんトンプソン先生は喜んで出席しました。
そしてあの時テディからプレゼントされたブレスレットをはめ、
あの時にもらった、お母さんと同じ香水を探し、付けて行きました。

結婚式では二人は抱き合いました。
そしてテディはトンプソン先生の耳元で言いました、

「先生、僕のことを信じてくれてありがとうございました。
私が大事な存在であること、そして世の中に貢献できることを
教えてくれて感謝しています」


トンプソン先生は涙ながらに言いました。
「いいえテディ、それは違うのよ。私にも出来ることがあると、
あなたが私に教えてくれたの。私はあなたが現れるまで、教える
ということの意味を何も知らなかったのよ」

By Elizabeth Silance Ballard

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コーチにとって、最も大切な事は相手の可能性を信じてあげて、
アイデンティティを上げるお手伝いをすることですね。

マイケルジャクソンの「影」の部分

友人のブログでマイケルの死を知りました。
彼のご逝去を悼み,謹んで哀悼の意を表します。


マイケルは今までに7億枚のレコードのセールスがあったり、
歌やダンス、プロモーションムービーが革新的であったりと、
多くの方がマイケルの「光」輝いている部分を日記にしています。


ですから、私はそこには一切触れません。
今から書くのは、マイケルの「影」の部分。


神田昌典さんの「非常識な成功法則」にも、
全ての人は、「光」と同等の「影」を背負うと書いてあります。

成功して「光」を浴びれば浴びるほど、
「影」が濃くなり、不幸になると。


マイケルの歌やダンスは
「信じられない」ほど素晴らしいと言っている方は大勢いますが、

彼が子供の頃、
「信じられない」ほどひどい虐待を父親から受けていたのを
知っている方はどれくらいいるのでしょうか?


来る日も来る日も父親から歌とダンスの練習ばかりさせられ、
彼が少しでも間違えると、父親はベルトでなぐるなど、
マイケルが死ぬと思えるくらいの罰を与えていました。
いつも母親が必死にそれを止めていたそうです。


マイケルの音楽やダンスという「光」は、
子供のころからの虐待という「影」の結果なのです。


その不幸があったからこそ、音楽で成功した……
というよりも、当時のマイケルには音楽しかなかったんでしょうね。



彼が豪邸を建て、ネバーランドという子供向けの遊園地を
作った事を知っている方はいますが、

マイケルが子供の頃に学校に行かせて貰えなかったため、
友人がほとんどいなかったのをご存じでしょうか?

その反動として、子供とふれあいたいという思いが
ネバーランドに込められていたと言います。
(性的虐待という疑惑までかけられてしまいましたが)


マイケルが鼻を整形した事は誰もが周知の事実ですが、
その理由が父親から「そんなデカい鼻は、俺の子供じゃない」と
言われ続けたからだと言われています。


すべての「光」と「影」は因果があって、
その「光」と「影」はまったく同じ大きさです。




成功したいとか、お金持ちになりたいと言っている方はいますが、
そのほとんどが「光」の部分だけに目を向けていて、
「影」の存在に気づいていません。


同じような例だと、世界の偉大なリーダーを研究した結果、
その75%は幼少期に異常な貧困か虐待を受けたというデータがあります。


コインの表面と裏面のように、「光」と「影」は2つで1つなんですね。


自分がこれから大きな「光」を手に入れようとしているなら、
マイケルの様に幼少時に、その「光」と同等の「影」を背負っているか、
もし幼少期に背負っていなかったとしたら、これから人生で
「影」を背負わないといけなくなる事を認識しないといけません。


その「影」を浄化できる人間性を持っていない限り、
神田昌典さんが監訳した本のタイトルどおり
「成功して不幸になる人びと」になってしまうのでしょうね。



自分の人生で、これから手に入れたいと思っている、
「光」と同等の「影」を背負う覚悟はできているかと、

そしてその「影」を浄化できる人間性を持っているかと
自問するきっかけになったマイケルのニュースでした。


追伸:
私は3年後、この講師陣と武道館でイベントをしようと思っていますが、
どんな「影」を背負うことになるのでしょうか?
今からドキドキしています。(笑)
http://feel-alive.jp/0628produce/

東急東横線の特急には乗るな。

なんか、本のタイトルみたいになってしまいました。(笑)
特に和書はこういうタイトルが流行っていますよね、最近。


さて、この日記で書きたいのは、時間管理についてです。


私は東急東横線沿線に住んでいるのですが、
この路線は各駅停車と特急(急行)が走っています。
いやー、超ローカルネタですね(笑)


「東急東横線の特急には乗るな。」というのは、
私は普段、時間管理を意識して、出来る限り各駅停車を選んでいるからです。


特に夕方、渋谷発の、下りの東横線の特急は満員で、蒸し風呂状態です。
しかし、各駅停車の方は案外座れたりするんですね。


面白いですよね。

特急と各駅停車で着く時間が数分間しか違わないのに、
その数分間を節約するためだけに、みんな特急を選ぶんです。


でも、特急の電車の中では、蒸し風呂状態で何も出来ません。
各駅停車なら、MP3プレイヤーのイヤホンを耳に突っ込みながら、
座って本を読む事だって出来るのに。


たった数分早くつくためだけに特急を選ぶくらいなら、
時間がかかるけれども、第2領域に投資出来る方を選べばいいのに。

そう思います。


同様に、乗り換えもそう。

路線検索をした時には、
一番早く着く経路を選んではいけません。
一番乗り換えの数が少ない経路を選ばないといけません。


いくら早く目的地に着いたからと言って、
乗り換えばかりだと、その度に、集中力がとぎれます。
それでは、逆に時間効率が悪いですから。


細切れの時間ほど、使いにくい時間はありません。


少しくらい時間がかかっても、乗り換えが少ない経路を選ぶ事で、
まとまった時間にする事が出来ます。


「見えない時間で稼ぎなさい」という本の中でも
まとまった時間を作るために、「山手線はあえて逆回りに乗る」と
書かれていましたが、これも同じですよね。


短期的に時間を得ようとすると、長期的には損してしまうという好例です。

先日の日記でも、短期的な売上増が、長期的な売上減をもたらすことを
話しましたが、時間管理も同じですね。
できるだけ、長期的なスパンで考えないといけない。


人生の質は、その人の思考スパンの長さによって決まる」とは
全く言い得て妙な表現です。


えっ、誰の言葉かって? 
私の言葉なんですけどね。
自画自賛です。(笑)

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最後に少しだけ、お知らせ。
6月28日のセミナーのHPができあがりました。
セミナーを開きたい方向けのセミナーです。

2ヶ月ぶりに大勢の前で話すのは今から楽しみです。
http://feel-alive.jp/0628produce/

やりたくない「売り方」

今日はだらだらと日記を書いてみます。

職業病なのか、毎日色々なセールスレターを読みますが、
恐怖をあおるような売り方はやりたくないですね。


そんなセールスレターって、いわば「不幸の手紙」。


あなたは、この商品を買わないと、不幸になってしまうでしょう。
これを買えば救われます、というような。


他の例だと、スピリチュアルに熱心な人で、
「あと数年で恐ろしい事が起きる」と言っている人がいますが、
それを聞いた瞬間に自分のラポールが、プツリと切れてしまいます。


とまあ、個人的な意見だけではなくて、
マーケティング的な視点においても、これは間違いありません。


もちろん、恐怖をあおるのは短期的にみたら、売上はあがります。
しかし、長期的にみたら、お客様は離れていきます。



マーケティングコンサルタントのアル・ライズが言うところの、
「遠近関係の法則」。


短期的な売上増は、長期的な売上減につながるというもの。
その辺の兼ね合いは非常に重要ですね。


例えば、バーゲンセールをやると短期的には売上が上がりますが、
それは「いつもの値段が不当に高い」と認める事になるので、
次第にお客さんは離れていってしまいます。

これも、その例。


不安をあおったり、他社を批判するようなのって、
やりたくない「売り方」ですし、長期的なマーケティングの視点でも間違いです。


とはいえ、自分も時々、売上にフォーカスをしているとやっちゃうんですよねー。
気をつけないと。

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